

集落内の共同の採土場は、
昨年春に可能な範囲で採土し、10軒の窯元に配り、 夏より修復工事に入る予定で進めておりましたが、 7月の九州北部豪雨により再度崩落。
採土できない状態となっておりました。
これまで、限りある土を分け合いながら、作陶してきましたが、 今年の3月末に修復工事が完了。
5月中旬には採土作業が再開されました。
これまで採土してきた山の層と、 今回整備され採土できるようになった新たな層がございますので、 それらを混ぜ合わせながらの採土となるため、 少々時間はかかりましたが、6月中旬、 無事10軒の窯元に土を配ることが出来ました。
土がなければ何もはじまりません。
今回の災害で自然のありがたさを再認識いたしました。
すべての復旧工事が終了したわけではありませんが、
現在、各窯元では、ほぼ豪雨以前のペースで仕事ができています。
今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。